gottsustop PS7フィン付き
2022年4月現在、シマノ製のパーツが軒並み供給不安定になっている。
それはブレーキシューのような消耗品も例外ではない。
現在自分はディスクブレーキバイクに機材を統一しているが、シマノのシューが枯渇した際に機材に組み込んだ(実際に今も使用している)ブレーキシューについてのメモ書き。
GORIX gottsustop PS7 フィン付き
・ストッピングパワー:充分。ダウンヒルでも不安はない。
コントロール性も充分。当て効き程度でもちゃんと減速可能。大磯クリテリウムの加減速の激しいシーンでも不満なく使用可能だった。ダウンヒルでのスピードコントロール、ブレーキによる静止までも不満はない。性能としては本当に不満が出ない出来。
・ネガティブな点
水を巻き込んだ状態の音鳴りが激しい。
個体によってはブレーキ時のみならず、リリース後も暫くホイールがフレている化の如く一定間隔で鳴き続けることがある。
峠などのヒルクライム時に、たまたまブレーキパッドに汗やドリンクが滴ってしまうことがあるが、そういった時にも結構な音鳴りが発生してしまう。
ここは流石にシマノシューよりも劣ってくる点ではある。
また、使用により音鳴りが激しくなった時点でシューを取り外してみたが、少々のシューの欠けが見られた。
これが直接の原因ではないとは思うが、シマノではこういったことは起こらない。
なお、シューの持ちに関しては優れていると感じる。
雨天走行(峠を含む)を数回行った後にしては、シューの摩耗は少なかった。
結論:シマノシュー供給不安定の現在、代替手段として充分に使用可能。
ただ、やはりシマノシューの安定感はすごいということも再確認できた。
早くこの情勢が回復に向かうと良いですね。